【子どもがのびる!】こども教育へのAI活用例

AI×業務効率化
教師A
教師A

この業務量なんとかならんか!

お母さんA
お母さんA

うちの子どもに最適な勉強法ないかしら

あります!!!

先生にとって業務が効率化され、かつ、ご家族にとって子どもを伸ばす最適の教育を提供する方法は存在します。

実は、学校の先生はそれぞれに最適な指導をする余裕がありません。時間のない中で、子ども一人一人に合う教育法を勉強し、成果を上げることは難しいのです。

じゃあどうすればよいか。それは、様々な研究や知識を持つAIの力を借りましょう!

今回紹介する、Magic School Toolsは以下のようなことができます。

  • 単語テストの自動生成
  • 授業についていけない子どもへの個別的指導の提案
  • 発展問題の自動生成
  • 授業プリントの自動生成
  • 授業改善の自動生成
  • 子どものコミュニケーション力の育成法の提案

Magic School Tools は、数々のオプションが用意されています。以下を見てみて下さい。

このように、多種多様なオプションから選んでクリックすることで、AIが最新の知識に基づいて動いてくれます。それでは、活用例を見ていきましょう。

Magic School Tools 活用①:小テストの自動作成

教師のみなさま、ご家族のみなさま、小テストはとても大切ですよね。なぜなら、学習内容の記憶が効率的にできるからです。

でも、小テストに出す問題は正しく選ぶことはできますか?Magic School Tools は単元や学習内容を伝えるだけで、重要なキーワードを抽出してテストを作ってくれます。

それでは、実例を見ていきましょう!

実例:運動方程式【物理】の重要キーワードを問う小テストを作ろう

①Magic School Toolsを開き、語彙リストジェネレーターを押します。

②学年と学習内容を送信します

注意:12年生=高校3年生

③小テストを作る

高校3年生の運動方程式と入力すると以下のような運動方程式において重要なキーワードが出てきました。

出てきた結果を見て、それぞれの言葉を説明できたら、内容が理解できているということになりますね!ただし、動量や能量など、高3レベルには不必要なものもあるので、リストからの取捨選択は必要ですね。

Magic School Tools
Magic School Tools

運動方程式 Vocabulary List

  1. 運動 (Movement)
    The act of changing position or location.
  2. 方程式 (Equation)
    A mathematical statement that asserts the equality of two expressions.
  3. 速度 (Velocity)
    The speed of something in a given direction.
  4. 加速度 (Acceleration)
    The rate of change of velocity per unit of time.
  5. 質量 (Mass)
    A measure of the amount of matter in an object, typically measured in kilograms.
  6. 力 (Force)
    An interaction that causes an object to change its motion, often measured in newtons.
  7. 慣性 (Inertia)
    The resistance of an object to any change in its state of motion.
  8. 動量 (Momentum)
    The quantity of motion an object has, calculated as the product of its mass and velocity.
  9. 作用 (Action)
    The process or state of acting or exerting force.
  10. 反作用 (Reaction)
    The response to an action, often described by Newton’s third law of motion.
  11. 能量 (Energy)
    The capacity to do work or to produce change, often measured in joules.
  12. 系統 (System)
    A group of interacting or interrelated elements that work together.
  13. 摩擦 (Friction)
    The resistance that one surface or object encounters when moving over another.
  14. 平衡 (Equilibrium)
    A state in which opposing forces or influences are balanced.
  15. 運動量保存 (Conservation of Momentum)
    A principle stating that the total momentum of a closed system remains constant unless acted upon by external forces.

Magic School Tools 活用②:ついていけない子どもへの指導方法の提案

学習についていけない子どもっていますよね。学校では一斉に教えているから、ついていけない子どもが出てきても不思議じゃありません。こう言った場合、どういう指導法が適しているのでしょうか。

実例を見ていきましょう。

実例:割り算の文章問題ができない子どもへの指導法の提案

割り算はできるけど、文章問題になったら一気にできなくなる子どもっていますよね。この問題に対する解決策をMagic School Tools に聞いてみましょう。

①まず、行動介入の提案を押します。

②困っていることを伝えましょう

困っていること:10個のあめを2個ずつ分けたとき、何人に分けられるかといった、割り算の包含除の問題において、図を書いて式を導くことができない子どもへの介入を提案して。

結果は...

Magic School Tools
Magic School Tools

支援が必要な行動:

  • 割り算の概念を理解するのが難しい、特に言葉の問題に対して図を描いたりすることができない。
  • 言葉の問題から式を導くことに苦労している。
  1. 操作的学習を用いた介入 – 10個のキャンディーのような物理的なオブジェクトを使って、実際に分ける活動を行います。このハンズオンアプローチにより、学生はキャンディーを2個ずつのグループに分けることで割り算の概念を視覚的に理解できます。この介入は、複数の感覚を活用し、具体的な経験を通じて理解を深めるのに役立ちます。
  2. グラフィック・オーガナイザーの導入 – 簡単な絵を描いたり、数直線を使ったりして問題を整理するためのグラフィック・オーガナイザーを導入します。問題を視覚化するための構造化された方法を提供することで、学生は言葉と数学的概念の関連を理解しやすくなります。これにより、理解が深まり、問題解決能力の向上が期待できます。
  3. 仲間との協働 – 学生を小グループに分け、数学のディスカッションを行う際にペアにします。仲間と問題について話し合ったり、アイデアを共有したりすることで、社会的スキルを育み、異なる視点から問題を解決する手助けになります。この協力的なアプローチは、コミュニケーションを促進し、学生が自分の思考過程を表現する自信を高めることができるため、理解を深める助けとなります。

このように、問題が起こる原因だけでなく、3つの解決策を提案してくれました!

算数などの科目だけでなく、コミュニケーションや学級経営なども教えてくれるので、こまったことはすぐ聞いてみてくださいね!

Magic School Tools 活用③:発展問題作りの手助け

学校の問題が簡単すぎて、賢い子は集中が切れたり、内職をしたりしますよね。そんな時は、応用問題を出しましょう。子どもの学びが深まります!

そこで、Magic School Tools を使って、応用問題のアイデアを得ましょう!

実例:大化の改新の内容を理解する応用問題アイデアを生成

①まず、選択ボード(UDL)を押します。

 ※UDL=学びのユニバーサルデザイン

②教材作成する目的を指示します。

結果は...

様々な発展問題が出てきましたね。グループディスカッションやクイズ作成は、簡単にできて理解も深まるので、価値のある学習になりそうですね。

Magic School Tools 活用④:問題プリントの自動生成【難易度の操作可能】

問題プリントって業者が作ったものを使っていますよね。でも、問題プリントを自分で作れるとしたらどうですか?例えば、問題をそれぞれ難易度「低・中・高」とわけて作れば、子どもの正答率を見るだけでそれぞれのレベルを把握できます。

このように、自分でプリントを作るのにはメリットがあります。AIで自動生成しましょう。

では、実例を見ていきましょう!

実例:数学のプリントを自動生成

①数学スパイラルレビューを選ぶ

②生成してほしいプリントの説明をする。

今回は、確率の問題を5つ生成させることにします。

問題1・2は一問一答,問題3・4は確率の基本問題,問題5は国立大学入試レベルの問題と指示しました。

ただし、このAIは海外で作られているので、「日本」と注意書きする必要があります!

結果は...

Magic School Tools
Magic School Tools

確率の単元:12年生向けスパイラル復習問題セット

  1. サイコロを1回投げたとき、出る目が奇数である確率を求めよ。
  2. トランプ52枚から1枚引くとき、スペードかハートのカードを引く確率を求めよ。
  3. 袋の中に赤玉が3個、白玉が2個、青玉が1個入っている。この中から玉を同時に2個取り出すとき、2個とも赤玉である確率を求めよ。
  4. ある工場で作られる製品のうち、不良品が1%の確率で発生する。この工場から無作為に10個の製品を選んだとき、少なくとも1個が不良品である確率を求めよ。
  5. 【国立大学入試レベル】AさんとBさんが、それぞれ1から6までの目が出るサイコロを1回ずつ同時に投げる。Aさんの出た目をa、Bさんの出た目をbとする。a\lt bとなる確率を求めよ。

Answer Key (Math answers may be incorrect, always review for accuracy before usage):

  1. \dfrac{3}{6} = \dfrac{1}{2}
  2. \dfrac{26}{52} = \dfrac{1}{2}
  3. \dfrac{{}_3C_2}{{}_6C_2} = \dfrac{3}{15} = \dfrac{1}{5}
  4. 1 – (0.99)^{10}
  5. \dfrac{15}{36} = \dfrac{5}{12}

※解答は必ずご自身で確認してください。

一問一答という指示は通りませんでしたが、基本問題と応用問題を区別して問題を生成することはできそうですね。

Magic School Tools 活用➄:授業改善のヒントを取得

教師の方に限りますが、授業を見てもらう機会ってなかなかなくて、自分の授業が良いか悪いかわかりませんよね。

これ、Magic School Toolsに任せれば、自分の授業の良し悪しを判断し、次に行うべき行動を明確に示してくれます。

それでは、実例を見ていきましょう。

実例:国語の授業が下手だという悩みを解決しよう

①教師の観察を選ぶ。

②困っていることを書きこむ

結果は...

具体的な改善策が出てきただけでなく、「生徒の理解度を測るための効果的な方法は何ですか?」という改善策をさらに具体化する質問も提案してくれました。

試しに、「生徒の理解度を測るための効果的な方法は何ですか?」をクリックしてみます。

Magic School Tools 活用⑥:特性のある子どもへの指導

特性のある子どもへの指導ってどうしたらいいのでしょうか。

これまでの研究では、特性のある子どもが自身の強みを生かしつつ、まわりの子どもの学習レベルについていく方法がたくさん提案されています。Magic School Tools は、効果的な指導法を一瞬で提案します。

実例:ADHDであり、新しい人間関係をつくるのが苦手な子どもへの指導法

今回は、人に話しかけるのが極端に苦手な子どもを想定します。

質問文を送ると、教育的研究を幅広くとらえた返答が返ってきます。それではやってみましょう。

①IEPジェネレーターを選ぶ

②困っていることを聞く

結果は...

このように、教育的に効果があると思わる指導法がでてきました。

全部はできませんが、1つでも実践できれば、その子にとって効果的な教育になるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、教育AIであるMagic School Toolsを使ってみましたが、正直、「使える!」と思った機能と、「これはちょっと使えないかもな…」と思った機能がありました。

しかし、Magic School Tools には確実に業務を効率化したり、子どもに最適な指導法を提供したりするのに役立ちます。まずは、使ってみてください!

このAIがあれば、子どものニーズに沿った最適かつ最速な教育ができます!

このブログは、役立つAIの知識を発信してるので、ブックマークに登録しておいてくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました